主な設備・加工技術

『お客様第一』を徹底的に追求します

UACJ押出加工小山は、全従業員が「お客様第一」を念頭に、リードタイム短縮、品質向上に取り組み、お客様に満足していただける押出製品を製造しています。
生産設備においては、鋳造工程を持つ工場の強みを生かして様々な合金に対応することが可能です。また、所内で発生する屑は100%鋳造工程に戻して再溶解し、リサイクル率を高めることで脱炭素及び循環型社会の構築に貢献します。

設備概要

  • ・鋳造機
  • ・押出機
    (間接機 /直接機 最大4750トン)
  • ・抽伸機(ベンチ式/ブルブロック)
  • ・焼入炉(竪型/横型) など

鋳造設備

全合金・大径まで鋳造可能なホットトップ鋳造法を採用

アルミニウム溶湯中の水素ガス、有害徴量元素の除去と非金属介在物の分離など、鋳塊の品質向上のためインラインで連続溶湯処理を行います。
また、現在最も優れた鋳造法と言われるホットトップ鋳造を採用して、内部品質に優れた押出ビレットを生み出しています。

鋳造設備

押出設備

間接押出機

高強度の管材・棒材の製造に適し、寸法精度、生産性に優れた国内有数の間接押出機を配置しています。

押出設備

抽伸設備

抽伸機

小径から大径の抽伸管が製造可能な複数の抽伸機を保有し、寸法精度、生産性に優れた抽伸管の製造が可能です。

抽伸設備

熱処理設備

竪型焼入れ炉

製品長手方向に吊り下げる方式により、製品断面の冷却速度を均一にすることが可能です。また、高速焼入れを行うことにより、航空機材などの高品質な熱処理型材料の製造が可能です。

熱処理設備

コイル抽伸設備

ブルブロック抽伸機

押出管をコイル状に巻き取り、ブルブロック抽伸機によりドラムに巻き取りながら抽伸を行います。

コイル抽伸設備

加工設備

コイル巻取り機

ブルブロックで抽伸が終わったコイル材は、渦流探傷機を通して全長の外観検査を行った後、LW(コイル巻取り機)によりコイル巻を行い、製品として出荷されます。

加工設備

分析設備

SEM・EPMA

分析設備としてSEM・EPMAを保有しており、高精度の分析が対応可能です。

分析設備